新作紹介しまーす!!

3月3日やっとやっと新作古布使用の洋服完成しました。

今回は書生絣を主人公に一枚の絵のように仕上げてみました。工夫したところは藍を使用している絣を小さな端切れまでパッチワークして、作品を仕上げました。ポケットも小さなポシェットをイメージしてつけました。

布と布を剥ぎ合わせるときにはロックミシンを使わず、大変時間がかかりましたが、全て袋縫いにしました。

「何故?袋縫いか?」とよくお客様に聞かれることがあります。何故かと言いますと、洗濯していくうちにロックミシンですと縫い代部分が縮みその部分からほころびが生まれるので、長く愛用していただけるように頑張って製作しています。


1枚目の写真

真正面のデザインです。襟にも小さなパッチワークしています。着丈は約120㎝位です。

2枚目の写真

上半身をアップでよーく見えるようにしました。

ボタンは20㎜の小さな木の透かし彫りです。

ループでボタンを取り外しします

3枚目の写真

下半身の部分のパッチワークしている部分と書生絣を剥ぎ合わせています。ここでも書生絣の布のシンプルさを失わないようにしました。

4枚目の写真と6枚目の写真

右ポケットと左ポケットです。

絵絣の裏地に使用していた、藍染めの布をベースにパッチワークを張り付けました。おかげで、パッチワークのデザインが良く目立ちます。形は小さなポシェットをイメージして蓋つきにしました。

5枚目の写真と7枚目の写真

両袖の写真です。こちらにも方から手首にかけてパッチワークをつなげました。少しスタイリッシュになりました。アームホールも大きめにしました。着やすさをイメージしました。


8枚目の写真

バックシルエットの写真です。シンプルに仕上げました。裾の折り目はわざと逆折りしました。